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恵比寿にリモートワーク特化型住宅 サッポロ不動産開発、米Anyplaceと実証

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恵比寿にリモートワーク特化型住宅 サッポロ不動産開発、米Anyplaceと実証

 サッポロ不動産開発は3月12日、米国でリモートワーカー向け家具付き住宅を展開するAnyplaceと組み、日本初進出となる「リモートワーク特化型住宅」の試験導入を、恵比寿ガーデンプレイス内の「恵比寿ガーデンテラス弐番館」で始めたと発表した。グローバル人材の中長期滞在需要を見込み、住まいと仕事環境を一体で提供する。 

 導入する住戸には、生活に必要な家具に加え、広いワークデスク、エルゴノミックチェア、モニターなどを備える。最短1カ月から利用でき、主な対象は米国をはじめとする海外のITエンジニアやスタートアップ関係者など、中長期滞在ニーズの高い利用者としている。運用スキームは、サッポロ不動産開発がAnyplaceに賃貸し、Anyplaceが家具・什器・機材を設置したうえで、マンスリー型サービスアパートメントとして展開する。2026年2月上旬に賃借開始と什器搬入を行い、順次入居募集を始めている。 

 今回の取り組みは、同社が進める恵比寿のまちづくり戦略の一環。働く、遊ぶ、住むが一体となった体験を支える滞在インフラを拡充する狙いがある。背景には、内閣官房が推進するグローバルスタートアップキャンパス(GSC)構想があり、恵比寿では今後、研究者や起業家、投資家など国内外のイノベーション人材の集積が見込まれる。一方で、中長期滞在に対応する住環境の不足が課題になるとみられ、同社は今回の試験導入を受け皿整備の重要な一歩と位置付けている。 

 Anyplaceは2015年設立の米国発スタートアップで、日本人起業家の内藤聡氏が創業した。高速インターネット、ウルトラワイドモニター、エルゴノミックチェア、広いワークデスクなどを標準装備した、リモートワーク向けのフルファーニッシュド型サービスアパートメントを運営している。現在はサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークなど米主要都市で140室超を展開している。 

 内藤CEOは「日本初進出の拠点として恵比寿ガーデンプレイスを選定できたことを大変うれしく思う」とコメント。「働く」「暮らす」「集う」が高いレベルで融合した場所であり、日本市場進出の最初の拠点にふさわしいとしたうえで、今後は日本でもグローバル水準の住体験と仕事環境を提供し、日本と世界をつなぐ新しいライフスタイルを広げたいと述べている。

 

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