多拠点生活でウェルビーイングは向上するのか 日鉄興和不・SANU・JDSC

日鉄興和不動産が運営する運営する総合研究所「Future Style総研」と、SANU(東京都目黒区)、JDSC(東京都文京区)の3社は、多拠点生活がウェルビーイングに与える影響を科学的に解明する共同研究を開始した。同研究所が研究統括を担い、SANUが運営する会員制セカンドホームサービス「SANU 2nd Home」の利用者を対象に調査する。また、今回、都市と自然を行き来するライフスタイルの効果について初期分析の結果を公表した。
同調査は2025年12月にオンラインで実施し、SANU会員196人と非会員218人を比較分析した。その結果、多拠点生活の実践者は、「深いリラックス」「自由の実感」「自然体感」など、ウェルビーイングに関わる時間への期待値が高い傾向を確認した。自然拠点での滞在では、リラックス効果だけでなく、「仕事や学習への集中」「内省・洞察」といった認知的側面でも充足感が高まる可能性が示唆されたという。
今後の研究では、生体指標や行動データなども組み合わせ、多拠点生活と心身の状態との因果関係を検証する。得られた知見は、ウェルビーイングを高める住環境設計や、多拠点居住サービスの高度化、データ活用による新たな居住体験プラットフォームの開発などへの応用を見込む。






















