NTTグループ初 追加性のある再エネ100%化を実現

NTTアーバンソリューションズは6月29日、NTTグループ初のビル全体での追加性のある再生可能エネルギー100%化を実現したと発表した。グループ会社である NTTファシリティーズとNTTアノードエナジーが、追加性のある再生可能エネルギーを⻑期的に調達するバーチャル PPA契約を締結。同契約に基づき、今回バーチャルPPAの導⼊物件として選定したNTTファシリティーズイノベーションセンターでは、NTTアノードエナジーが出資する⽊質バイオマス発電事業者である、BPSいこま(⼤阪府⼤東市)が発電する⽊質バイオマス発電所由来の環境価値の利⽤を開始した。
同社によると、追加性のあるバイオマス発電所由来の環境価値をバーチャル PPAにより特定のビルへ充当し、実質再エネ100%化を実現する取り組みは、国内でも先進的な事例という。イノベーションセンターは地上4階地下1階建て(延べ床面積4342㎡)、年間使用電力量は約75万キロワット時。
「追加性」とは、新たな再⽣可能エネルギー設備の増加を促す効果があることを表す。今回の取り組みでは、運転開始後間もない⽊質バイオマス発電所を⻑期間PPAで活⽤することにより、同発電所の安定運営と投資回収を⽀援し、今後の再エネ開発につなげる効果がある
バーチャルPPAとは、再エネ発電事業者と需要家が長期の差金決済契約を結び、物理的な電力の受け渡しを伴わずに再エネ由来電力の「環境価値」と価格ヘッジを確保する仕組み。























