その日、その日に感謝 3月11日に住民総会を開催する「あすと長町仮設住宅運営委員会」会長 鈴木良一さん
住宅新報 2012年3月6日 号 2面
連載: ひと
「大変なことはあったが、落ち込む暇もないくらい忙しかった。3月11日の住民総会が1つの区切り。正直、ホッとしている」
自身も、家もろともすべての財産を震災で失った。想像を超える喪失感はあろうが、仙台市内随一の『マンモス仮設住宅』をまとめようとする意志は、過去を振り返らず前向きに生きていくパワーの源となった。「気を紛らわすこともできたかな(笑)」
居住ルールらしいものがない中、1つの敷地内に建設された233世帯の仮設住宅。お互い見知った顔がほとんどなく、心のどこかにある「少しの間だけの仮の住まい」という意識。独りよがりな行動も許されそうな雰囲気に、「待った」をかけるべく運営委員会を8月下旬に立ち上げた。






















