大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して(55) 踏み台にされるフクシマ 事業現場やボランティアでも
住宅新報 2012年5月22日 号 9面

警戒区域が解かれた南相馬市小高区。除染やインフラ復旧など問題は山積み。そして付いてしまったマイナスイメージも…
「放射線の空間線量は既に関東や名古屋などと同じかそれ以下になっているが、やはり人は戻ってこないんだ」
南相馬市では原発事故から時間がたつにつれ、そんな声が増えていった。人が戻らない理由は、単純に線量の高低だけではない。医療などのライフラインや生活インフラの復旧が十分でないことや、いまなお根深く残る行政の公開情報に対する不信、あるいは避難区域の線引き、避難先などによって生じた住民の「気持ちの対立、分断」などもある。






















