16年間務めた東京ビルヂング協会事務局次長の職を辞したのが昨年4月。それから数カ月で書き上げた。
ビルオーナーを取り巻く環境はこの10数年で大きく変わった。それまでは「左団扇のいい商売」など羨望のまなざしを向けられることも多かった。ところがバブル崩壊後は、地価下落やビル賃料の低下が続き、更にビルの大量供給で市場バランスが大きく崩れると危惧されたいわゆる「2003年問題」が浮上。危機感を抱いた会員の中小ビルオーナーが集まって立ち上げたのが「中小ビル経営者研究会」だった。
その発足経緯やこれまでの活動状況をドキュメント風につづった。事務局として関わりながら、応援したい気持ちが募った。本の後半では、中小ビルオーナーの実像を伝えようとオーナー14人のインタビューも試みた。























