ニュースが分かる! Q&A 東日本大震災が変えたものとは 進まない復興、住宅建設 ハード、ソフト面で備え拡充
住宅新報 2013年3月12日 号 12面
連載: ニュースが分かる!Q&A
デスク 異常に長く大きな地震だった。東京・西新橋のビルは、私の時計だとちょうど5分間揺さぶられていた。新宿の超高層ビルでは13分揺れていたという声もある。マグニチュード9の巨大地震の破壊力をまざまざと見せつけられた。それから2年。あの日から日本は、世界は変わったといわれたが…。
記者 2万人近い死者・行方不明者を出した大災害だけに、まだ誰も忘れてはいないと思いますが、復興を支援しようという意識や応援そのものは大分薄らいできた感じがします。津波被災地の住宅建設はなかなか進まないし、原発事故で放射能が飛散した福島県ではまだ10万人以上が故郷を追われ、避難生活を余儀なくされています。どこに住んだらいいのかさえはっきりせず、復興どころではない人たちもたくさんいます。
デスク 2年経ってこれだから、今後ピッチが早まるかどうかは分からない。被災地の復興は日本の将来そのものであり、全力を注ぐはずではなかったのか。被災地の復興なくして、日本の将来はないと。人の絆、地域の絆、助け合いの輪も少し影が薄くなったような気がする。























