地域マネジメント学会 「地域」論考 在り方と提言20 CCSを活用した交通マネジメント ~さいたま市大宮駅周辺地区での事例
住宅新報 2013年8月27日 号 3面
連載: 「地域論考」
フランスの「べリブ」に代表されるコミュニティサイクルシステム(CCS、Community Cycle System)は、中心市街地の自動車交通の削減と環境負荷の低減、移動利便性向上・利用交通機関の選択性拡大などが期待される新たな都市内交通システムとして注目されている。
一方、我が国で既に導入されている自治体等の例をみると、CCS事業そのものでの採算性は厳しい状況であり、今後、新たな交通システムとして、定着するためには自治体等の公的な関与が重要であると考えられる。その際に、CCSの持つ社会的便益の項目、定量的な把握と公共的位置づけが社会的に認識されることが必要となる。
さらに自治体では、自転車政策として駅前等における不法駐輪車両の撤去、公共自転車駐車場の整備などが従来から進められており、一定の効果は上げられているものの、不法駐輪撤去に関わる費用が定常的に発生するなどの問題を生じている。






















