相続が問うもの 親から引き継ぐべきは何か タクトコンサルティング会長 本郷尚氏に聞く
住宅新報 2013年12月17日 号 12面
相続が問題になるのは、普通は2次相続の時。父親が亡くなった時の1次相続では、妻に全財産を相続させてしまえば問題はない。妻には配偶者控除があって、よほどの資産家でないかぎり相続税はかからないからだ。母親が全財産を相続することに意義を唱えるような子供がいたら、育て方に問題があったと思うしかない(笑)。
相続問題というと、すぐに〝節税対策〟が思い浮かぶが、より重要なことは、残された者がどう生きていくかという〝生存対策〟だ。普通は女性の方が長生きするから、父親は自分が亡き後どうしたら妻と子供たちが幸せに暮らせるかを考える。
同じ親子でも母親と娘の関係は特別で、一番絆が強い。だから、母と娘が一緒に暮らす〝サザエさん〟スタイルが一番の理想となる。コンサルタントは、そうした人間関係の基本を知っていなければならない。























