ハウスメーカーの賃貸住宅戦略(つづき)
住宅新報 2014年2月25日 号 15面
積水ハウス 4階建てを地方中心都市で 複合型多目的商品を投入
積水ハウスは今年1月、4階建て複合型多目的マンション「ベレオ・プラス」を発売した。重量鉄骨造の「β(ベータ)システム」による建物で、自宅のほか、賃貸・店舗併用などフレキシブルに対応できるのが特徴だ。従来まで、4階建て以上の建物は鉄筋コンクリート造で建設するのが一般的だったが、昨今、材料費の値上げ傾向や職人の人件費高騰、工期の長期化といった状況が発生しており、工業化手法を駆使したβシステムによる4階建てにコストメリットがあると判断。4階建て市場の開拓に改めて乗り出したかたちだ。
他のハウスメーカーの中でも近年、4階建て以上の中層建物の供給に乗り出し、中には5階建てを商品化しているメーカーもある。ただこの場合、首都圏もしくは三大都市圏に限定して事業を展開するのが一般的となっている。なぜなら建設費と家賃収入のバランスなど土地オーナーの事業採算性を考慮すると、首都圏をはじめとした好立地に多くの需要が見込まれるからだ。























