新住まいの「ことわざ」<206> 親の意見に畳の目 松岡英雄
住宅新報 2014年3月4日 号 14面
連載: 新住まいの「ことわざ」
今住んでいるマンションには畳の部屋がない。3室全部洋間でフローリング、もちろん、リビングもフローリングである。
昔は絨毯張りの人気も高かったが、今はフローリングが主流である。掃除のしやすさとか衛生上の理由があるのかもしれない。ただ、フローリングは階下への音の問題があるので、遮音等級が定められたりしているが、幸い生活音は聞こえてこない。
10年前、家を建てたとき、リビングを床暖房にしませんかと勧められた。それまでフローリングの生活をしたことのない私は、建築費のこともあり断ってしまったが、実際に暮らしてみると、冬のフローリングは冷たくて困った。その家に、今住んでいる娘家族も冬は寒いと文句を言う。棟梁が勧めた理由がわかったけれどあとの祭りである。専門家の提案は素直に聞かないといけない。






















