工業市場研究所の住宅・不動産マーケティング部門に在籍し、10年夏から主にアジア圏を対象にした海外プロジェクト担当も兼務で務めてきた渡邊直樹さん。本紙連載中の「東南アジア5カ国視察レポート」の執筆も現在担当している。
2000年代に入り、本格的な人口減少時代を迎えた日本。住宅・不動産業にも住宅需要の先細りという暗い影を落としていた。そうした中で「ストック、高齢化、環境と共に、産業の活路のひとつとして俎上に上がったテーマが海外進出だった。社の方針とも合致して、腕を磨いてきた住宅・不動産開発のマーケティングの海外移植を任された」と振り返る。
「アジアの中進国ではこの先も、首都機能の分散や公共交通などのインフラ整備が進む。並行して、これらと一体となった住宅開発もますます加速する」と先を読む。アジア圏に進出したり、あるいはこれから進出を検討する国内のディベロッパーにとって、水先案内人の役目を務める覚悟だ。























