日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (28) 静岡市・活性化で成功した静岡駅北口商店街 「セノバ効果」周辺に波及
住宅新報 2014年12月9日 号 14面
人の往来に変化
静岡駅北口の商店街は、週末ともなれば至る所でイベントが催されるなど、地方商店街でも数少ない活気のある街である。その中でも、駅北口至近の新静岡センター跡地に、静岡鉄道の新静岡駅・バスターミナルと共に家電量販店、大型書店、シネコン、ファッション・雑貨など約150の小売店舗を備え、11年10月に、開業した大型商業施設「新静岡セノバ」が注目を浴びている。開業後3年を経過するが、売り上げも順調で、県内初出店のテナントを多く集積させることで、周辺の大型店舗との差別化を図っている。
「新静岡セノバ」の開業は、人の往来にも変化を与えており、13年度の静岡商工会議所の「通行量・お買物調査」によれば「新静岡セノバ前南口モール」周辺では、通行量が1日当たり約2万6300人と、開業以前1位であった「パルシェ前中央地下道」周辺(同調査約2万5700人)を上回った。さらに、同調査では、週末の来街場所として4割以上が「新静岡セノバ」を挙げるという驚異的な数字も出ている。
























