日本不動産研究所<第6回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 長崎市2つの世界遺産登録を目指す 投資先として脚光の好機
住宅新報 2015年7月7日 号 12面
観光客順調な伸び
長崎市への年間観光客延数は14年、約631万人と前年比で3.8%増となった。外国人延べ宿泊客数は約21万人(前年比19%増)で過去最高。約72%をアジアが占め、韓国(33%)、台湾(18%)、中国(9%)の順だった。また、長崎港に寄港した国際クルーズ客船は75隻、乗客乗務員数は延べ約20万人で過去最高で、今年は更新の見通しだ。好調要因は長崎がんばらんば国体の開催、世界新三大夜景への認定による夜景観光、軍艦島の上陸者数の大幅増加などが影響している。
現在、市・県は「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」と「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を関係県市町と連携し、世界文化遺産への登録を推進中。15年5月にイコモスから「明治日本の産業革命遺産が世界遺産一覧表への記載が適当」との勧告がなされた。長崎市内では小菅修船所跡、旧グラバー住宅、高島炭鉱・端島炭鉱(軍艦島)、三菱長崎造船所関連施設が候補地だ。
























