住宅・不動産業界とシェア 人口減少社会到来で変わるのか <下> 中古住宅流通の場合 まず市場規模の把握を
住宅新報 2015年7月28日 号 1面

不動産流通市場は規模の全容がつかめない状況から脱する必要がありそうだ(都内で)
2つの流通量推計
中古住宅流通市場の市場規模はストックの時代と言われながら、その全容と詳細はつかめていない。国土交通省が住宅・土地統計調査から推計した年間流通量は16.9万戸(13年)だ。これに対して不動産流通経営協会(FRK)が法務省統計から推計した既存住宅流通量は12年度が年間47.3万戸である。
全住宅市場に占める中古住宅シェアは国交省推計で13年は14.7%であり、FRK推計では34.9%という数値となる。中古のシェアが6割以上といわれる欧米と比べ、我が国は極めて少ないと指摘され続けているが、どの物差しを使えばいいのか。市場の活性化の「1丁目1番地」といわれる市場規模が把握できていないのである。






















