随想タウンウオッチ(33) 不動産鑑定士横須賀博 小学生と空き缶
住宅新報 2015年12月15日 号 12面
ゴルフのスコアが右下がりなので練習でもと近くの練習場に出向いた。練習場の道路沿いには周囲約2.1キロの松沢病院がある。最近、病院沿い敷地の一部が歩道になり植樹も行われた。歩道も広くルンルン気分で歩いていると、自動販売機で購入したと思われる飲料水の空き缶が敷地内に捨てられていた。いやはや、折角の環境を打ち壊す行為。ポイ捨て族の仕業か。
自販機は至るところに設置され、空き缶は用意された収納箱に入れられ、設置業者が引き取ってリサイクルされるとか。リサイクル率は世界でもトップクラスなのに、折角の販売サイクルを邪魔するのがポイ捨て一族。なぜか増えそうだ。電車内でよく目にするコーヒーのポイ捨てがそれを証明している。
所要のため都営新宿線に乗ったある日の午後二時頃、九段下駅でそろいの制服制帽の小学生らしい男子三人組が乗り込んできた。座らず何やら笑い話にふけっていたが、市ヶ谷駅を出たときなぜか電車が左右に揺れた。その時、座席の下に「ポイ捨て族」が置き去った空き缶が車内を左右に走り出した。























