日本不動産研究所<第35回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 長野県松本市健康長寿延伸都市目指す 松本城観光核に周辺整備
住宅新報 2016年2月9日 号 14面
住宅地下げ止まる
松本市における住宅地の最高価格は、開智1丁目の地価調査地点によると、15年7月時点で1m2当たり8万3000円で、変動率はバブル崩壊後の下落傾向から上昇に転じました。これは長期に及ぶ下落により価格に値頃感が出てきたことと、需要に対し供給が相対的に少ない希少性に因るものと考えられます。一方商業地の最高価格は、駅前の地価調査地点によると、15年7月時点で同25万円(前年比3.1%下落)と、下落は継続しています。未だに消費需要が伸びず地域経済が回復していないことによると考えられます。
「昨年10月、少子高齢化・人口減少時代の地方都市の在り方を考える「健康長寿延伸都市・松本」地方創生シンポジウムが開催されました。市の人口推計によりますと、24年後の40年の人口は21万4361人(約12%減)としています。将来的な人口減少に対応しつつ都市のあり方と活性化を探ることが必要と考えられます。























