明らかにおかしいと思えるのに、現実にはなかなか改善されないことが社会には多い。高齢者の住まいもそうだ。いまだに有料老人ホームもサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)も、高齢者を一カ所に集める発想から抜け出せていない。 年を取ったからといって、介護が必要になったからといって、罪を犯したわけでもないのにどうして集合生活を強いられるのか。明らかに差別である。犯罪者どころか、高齢者は社会に貢献してきた人たちである。
隔離は差別
子供を育てる責任は社会にもあるように、高齢者を最期までやさしく見守る責任が社会にはある。体が動かなくなった人がいればサポートし、元気づけながら日常生活に復帰させようと試みるのが、普通の人間の正常な感覚である。高齢者を一カ所に集めるのは、サービスを効率化したいという思いが強いからだ。高齢者を、人格を持った人間ではなくモノと化している。























