日本不動産研究所<第49回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 青森市 コンパクト・シティを目指す街 まず2つの〝玄関口〟整備
住宅新報 2016年5月17日 号 14面
新町商店街は横ばい
今年3月に発表された16年地価公示における青森県の最高価格地点は、新町商店街に位置する「青森5-3」で、価格は1m2当たり19万7000円(1月1日時点)だった。当該地点は地価調査の「青森(県)5-8」と同一地点であり、この価格も同19万7000円(15年7月1日時点)である。価格の下落が進み、底値感がでている状況や昨今の不動産市況などを反映し、半年間の価格変動は横ばいとなった。
新町商店街は、青森駅から東に延びる古くからのアーケード街である。全国の地方都市の中心市街地と同様に顧客が郊外店に流出しており、空き店舗やコインパーキングなどが目に付く状況である。また、第三セクターによる厳しい経営状態が続く再開発ビル「アウガ」の全館公共化を含めた再生問題や青森駅周辺整備が、新市庁舎建設などと絡んで進展しておらず、競売された「青森グランドホテル」も14年8月の閉館以降そのままの状態となっている。























