東京都不動産のれん会 不動産業の「礎」築く ~その軌跡と貢献~ (1) 大きな役割に敬意
住宅新報 2016年10月18日 号 18面
東京都不動産のれん会は1960(昭和35)年に誕生した団体で、現在の会員数は60社。「老舗不動産企業の集まり」といった認知度はあるものの、宅建業法の制定や、日本初の不動産団体である全日本不動産協会の設立に尽力した主要メンバーが、東京都不動産のれん会を結成したという事実はあまり知られていない。また、東京都宅地建物取引業協会の初代会長と2代目会長も輩出。不動産流通経営協会(FRK)の前身「不動産取引センター」も設立した。時は流れ、現在は大手不動産会社なども加わり、活動の領域を広げている同会。「不動産業の礎」を築いたといっても過言ではない同会の軌跡を、隔週で紹介する。
東京都不動産のれん会が15年11月、東京・白金台の八芳園で設立55周年を記念して開いた懇親会の席上、石井啓一国土交通大臣が来賓で登壇した。「国民生活の安定と産業の発展に貢献してくださる皆様に、心から敬意を表する」と語った。
大臣就任後、業界関連の会合に出席するのは初めてのこと。また、一国の国交大臣が、私的不動産団体の懇親会に参加することは異例ともいえる出来事だ。東京都不動産のれん会に対しての「重要度」を強く感じていることが伺える。
























