首都圏、収益力は最低に 1位は虎の門駅 東京カンテイ 16年新築マンションPER
住宅新報 2016年11月15日 号 8面
東京カンテイはこのほど、首都圏における16年の新築マンションPERをまとめた。新築マンションPER(Price Earninngs Ratio)は、マンション一戸当たりの収益力を算出するため、同社が考案した独自指標。マンション価値が同じ駅勢圏のマンション賃料の何年分に相当するかを求めた値で、マンション価格÷(月額賃料×12)で算出する。例えば、PERが25.30なら、その駅の新築マンション平均価格は賃料相場の25.30年分に相当することになり、賃料が変わらなければ25.30年で回収できることになる。
同社の発表によると、首都圏平均は28.66となり、前年比1.36ポイント上昇した。つまり賃料換算で回収するのに1.36年多くかかることになり、収益力が悪化した。平均賃料(70m2換算)が17万5551円と同5.3%上昇したものの、新築マンションの平均価格(70m2換算)も5998万円(同プラス10.3%)と上昇したため、02年の調査開始以来最も収益力が低下した。
16年に首都圏で最もマンションPERが低かった(収益性が高かった)駅は東京メトロ銀座線「虎ノ門」の14.17。同社の高橋雅之主任研究員によると、「虎ノ門はまさに再開発真っただ中。東京メトロ日比谷線の新駅も開業するので、築浅の賃料事例が賃料水準を引き上げた影響」という。
























