「不動産鑑定士は日々データを扱う。それを鑑定評価やコンサルなどの案件処理だけに使うのではもったいない。幸い、AI(人工知能)が登場したことでデータのストック化、共有化が容易になった。より精緻(ち)な市場分析、市場予測ができる環境が整った」
創設から約60年。鑑定評価や不動産コンサルティングなどの業務実績や、市街地価格指数、全国賃料統計といった独自の調査研究を通じて、日本不動産研究所には膨大な情報・データがある。それを基に新たな不動産市場分析・各種予測システムの開発を検討しようと、12月に「JREI不動産テック研究会」が始動した。
その責任者が理事で研究部長の山本さん。研究会はビッグデータ構築班とAI研究班の2班構成。外部の関係企業や大学などの研究機関と連携・協働して研究開発を進めながら、成果を公表していく。当面は、「基盤となる不動産関連データの整備や市場分析、予測の精度向上を第一に作業を進めていく」考えだ。
























