老後に備える 資産をどう生かすか (上) 住み続けながら自宅を売却
住宅新報 2017年4月11日 号 1面

年齢別持ち家世帯率
老後に不安を抱く人が増えている。長寿化で、これまでに蓄えた預金や年金だけでは生活資金として心許ないと感じているからだ。そこで、自宅など所有している不動産を有効活用する方法が注目を集めている。一方、認知症などで判断能力が落ちる前に、老後資金や医療、介護費用などの算段を家族と一緒に話し合っておきたいというニーズも高まってきた。「豊かな老後をサポートする」という発想が、不動産事業者の新たなビジネスを育てようとしている。
高い持ち家率
幸いなことに、日本は高齢者の持ち家率が高い。年齢別の持ち家世帯率(グラフ)を見ると、30代で大きく上昇し、40代前半には5割を超える。そして、65歳以上では約8割の人が家を所有している。























