4月に東日本都市再生本部長に就任し、2年ぶりに本部に復帰した。それまでは技術職ながら、畑違いの人事部に勤めた。「久しぶりの実態ある事業に向けて、身の引き締まる思いだ」。
事業の大きな柱は3つ。都心部の国際競争力の強化、密集市街地の整備、それと地方都市の推進。中でも密集市街地の整備については、かつて都市再生部の事業管理第1チームリーダーを務めていた頃に、手掛け始めたなじみの事業だ。思い入れがある。
「密集地の問題点は火災の発生。すべてが燃えつくされてしまうから。ある時、ひらめいた。燃える建物を除去してしまえばいいじゃないか、と」。それも整備の一つと、要らない建物用地の買収に走ったのが4年ほど前のことだった。現在も都内だけで、密集エリアは6000近くもあるとされる。
























