鑑定士協連レター 北海道倶知安町での話 外国人投資で珍現象相次ぐ?
住宅新報 2017年7月18日 号 9面
連載: 不動産鑑定士レター
マスコミ報道などでご存じの方も多いかもしれませんが、北海道倶知安町のリゾートエリアでは、03年頃からコンドミニアムなどに対する豪州系資本の投資が活発化。リーマンショックや東日本大震災で一時的に沈静化した時期はあったものの、10年頃からは主なプレーヤーが香港などのアジア系資本に入れ替わり、海外資本による投資が継続しています。特に、13年頃からは「Niseko(ニセコ)」の国際ブランド化によるプレーヤーの多国籍化を伴いつつ、投資が過熱化しています。
一方、倶知安町の市街地に関しては、従来は町内居住者を主とする需給が安定的に推移し、地価も横ばい傾向が続いていました。
しかし近年は、山田地区を中心にリゾートホテルが相次いで開業したため従業員の住宅が足りず、これを地価の安い市街地に求める動きが活発化しています。14年頃からは、札幌などの業者が道内外の投資家向けにアパートなどの収益用不動産を建築して分譲する動きも加わり、需要が急拡大しています。























