AI、不動産テック新時代へ 問われるのは活用する「人」 情報基にコンサルできる高い能力 技術革新は不動産を変えるか
住宅新報 2017年8月8日 号 17面
AI旋風が吹き荒れている――。囲碁界では、日本で実力ナンバーワンの井山裕太六冠が、囲碁ソフト「DeepZenGo」に完敗した。そして世界ナンバーワンと目される柯潔氏は、同「AlphaGo」に3連敗した。同ソフト開発は囲碁から離れ、社会で最も複雑な問題に挑むという。
▼住宅・不動産業界でもAI、不動産テック、IoTなど、ICTの波が押し寄せている。自動価格査定、IT内覧・重説、スマートロックなど、これまでにないシステムや道具は我々の生活を豊かにする。しかし、それに頼ると、将来、人間からその職場を奪うであろうという予測は、ほぼ間違いないところだ。
▼果たして、人間が住み、生きるための拠り所となる住宅・不動産に人間が介在しないのなら、何のための住宅か。確かにAIのデータ分析は優れており、多種多様な物件から、顧客に適したものをチョイスするかもしれない。しかし、その物件のそばには人間が生きている。生活している。環境は多種多様で、一つとして同じ住まいはない。
























