明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第207回 彫刻のような建物 正方形の立面と鉄の重厚感も 武田亜輝士 不動産学部3年
住宅新報 2017年10月31日 号 4面
【学生の目】
低層の建物が並ぶ住宅街を歩いているとひときわ目立つマンションが目に入った。建物、外構、植栽が一体化した大きな彫刻のようで、一般の建物とは異なる存在感がある。
まず、古風で無機質な鉄を多く用いている。最近の建物は、軽量で錆に強いアルミの手摺りを使うことが多い。錆びない材料として、高価なステンレスを使うこともあるが、肉厚が薄いなど、重厚感に欠ける。これに対してその建物は、錆に弱く、かつ、重いために敬遠されがちな鉄を用い、遠目からも目立つ個性的なデザインによって、建物の存在感を高めている。























