一般財団法人日本不動産研究所(35) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 山形市・築古建物を活用したまちづくり 再開発と保存で活気取り戻した七日町 玄関口、駅前整備が焦点
住宅新報 2018年1月23日 号 14面
連載: 全国市街地の変遷
一等地に明るい兆し
山形市の商業地では近年、地元不動産業者による複数のオフィスビル購入、シティホテルの事業譲渡、デパートのサテライト店舗やアウトドア店の山形駅前や周辺へ新規出店など明るい兆しがある。最近では、立地条件の良い物件が以前より高水準の単価で売れ、地価の下落率は縮小し、一等地では横ばいから若干上昇の傾向で推移している。
市役所に近い七日町の一等地では、再開発事業が具体に動き出し、周辺の婚礼中心の複合施設が17年4月に開業した。再開発事業区域の北側で隣接する「みずの町屋七日町御殿堰」は、江戸初期に完成したとされる農業と生活用水を確保した山形五堰の1つ「御殿堰」を改修し、飲食店や物販店舗が入居している。再開発事業は「御殿堰」と同じ低層の商業棟と西側の「シティタワー山形七日町」と同じような20階建ての店舗付分譲マンションの建築計画で、20年開業を目指している。
























