一般財団法人日本不動産研究所(44) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 長崎市軍艦島・廃墟の島から人気観光施設に エネルギー政策の転換で閉山、無人島に 世界遺産登録で一躍脚光
住宅新報 2018年3月27日 号 22面
連載: 全国市街地の変遷
周囲1.2キロの島
軍艦島は正式名称を端島(端島炭鉱)といい、長崎港の沖合約18キロに浮かぶ周囲1.2キロ、約6.5ヘクタールの小さい島である。外洋から見る姿が戦時中建造された軍艦土佐に似ていたため、軍艦島と言われ始めたが、近年ではこの通称名の方が一般的となった。
九州北部地方は明治時代から昭和の高度成長時代まで日本の近代産業を支えた炭鉱業の一大拠点であり、長崎県でも軍艦島をはじめ、高島、池島、松島等の炭鉱で大規模な操業が行われていた。
























