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スタンダード会員限定一般財団法人日本不動産研究所(48) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 北九州市・5市合併で誕生してから55年 九州初の百万都市、旧市の名残引き継ぐ 工業と環境で課題解決を

住宅新報 2018年4月24日 号 18面

連載: 全国市街地の変遷

総合
  • 唯一転入超過となった小倉北区の中心部

    1 / 4唯一転入超過となった小倉北区の中心部

 総務省が発表した17年人口移動報告によると、福岡県内では福岡市が全国4位の8678人で九州最多を記録し、周辺市を含めた福岡都市圏への転入が目立った。一方、北九州市では小倉北区が転入超過となったものの、市全体では全国市町村で最多の2248人の転出超過となった。1963年に門司市、小倉市、八幡市、若松市、戸畑市が合併して誕生した北九州市は当時人口約102.4万人で九州初の百万都市となった。それから55年の節目を迎えた18年、人口は95万人を割り対策が講じられているが、減少の波にあらがうことは容易なことではない。

製鉄所が世界遺産に

 北九州市を語るうえで工業地域は欠かせないが、15年7月5日、「官営八幡製鐵所」が第39回ユネスコ世界遺産委員会で世界文化遺産(「明治日本の産業革命遺産、製鉄・製鋼、造船、石炭産業」)に登録決定された。日本の近代化の礎を築いた製鉄所は今なお引き継がれ、「ご安全に」という言葉が毎日挨拶代わりに用いられている。

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