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スタンダード会員限定ひと 箱を「暮らし」に変える 既存住宅売却で成長を遂げるホームステージング・ジャパンCOO加藤望美さん

住宅新報 2018年5月15日 号 2面

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加藤望美さん

加藤望美さん

 13年5月、同社を夫妻で起業した。きっかけは自宅の売却体験。「私の想定と不動産会社が算出した査定額との差に驚き打開策を考えた結果、海外では既存住宅売却時にホームステージングを行うことを知った」。

 家具や小物等を使った室内コーディネートで「暮らし」を演出する売却手法。売却期間が100日短縮し、平均売却価格が6%アップしたデータもあるという。夫婦自ら壁紙を変え、家具を設置した物件は2週間で買い手が見つかり、成約価格にも満足できた。その後、日本でビジネス化し2年間は売り上げがなかったが、同手法に注目した大手流通会社との提携が転機に。

 現在、サービスはマンションのリビング、ダイニングを中心に20~30万円の価格帯が主力。買取再販業者がリノベーションした物件に導入するケースも多い。17年11月からの3カ月間の利用案件数は511件で、前年同期比で約2.5倍だ。「米国では中古流通の半分以上、欧州では7割近くで利用されている。日本でもリフォーム、リノベと共に既存住宅流通市場の中で右肩上がりと推測する。ステージング費用を20万円と見た場合、同市場の25%に広まれば150億円、50%なら最大300億円規模だ」。

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