一般財団法人日本不動産研究所(8) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 恵まれた自然とお茶文化で「お茶の京都」を売り込む和束町・宇治田原町
住宅新報 2018年6月26日 号 14面
日本三大銘茶の一つ、宇治茶は鎌倉時代初頭に鷲峰山(京都府相楽郡和束町)山麓で茶が植栽されたのが始まりとされ、土質、地形等の自然的条件から和束町、宇治田原町、さらに周辺地域に茶畑が拡がっていったと考えられている。近年は抹茶スイーツ、ティーブームなどお茶への関心が高まっている。
日本で最も美しい村
和束町は「茶源郷」とも呼ばれ、約595ヘクタール(東京ドーム約120個分)の茶畑を有し、茶の生産量は府内の約42%を占め、抹茶の原料であるてん茶の生産量は日本一。町の約75%が森林で、先人たちが山を切り拓いた茶畑は美しい景観を形成している。その景観が評価され、08年に京都府景観資産第1号登録、13年に「日本で最も美しい村」連合に加盟。15年には近隣市町村とともに「日本茶800年の歴史散歩」が日本遺産第1号に認定された。また17年度に開催した府南部地域を舞台にした「お茶の京都博」が好評で、これを機にマスコミからの取材が大幅に増加した。
























