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スタンダード会員限定空き家活用事例(1) 地域に開くシェアスペース 世田谷区「シェア奥沢」

住宅新報 2019年2月19日 号 3面

総合
高齢者デイサロンにも活用

高齢者デイサロンにも活用

 東京都世田谷区の「シェア奥沢」では、13年から自宅に隣接する築90年以上の空き家をオーナー(堀内正弘多摩美術大学教授)自身が地域交流のシェアスペースとして活用している。個人利用のコワーキングのほか、団体利用では料理教室やクラシック音楽コンサート、映画鑑賞会、ヨガや太極拳教室など約10グループが利用登録している。

 母屋と棟続きの建物(延べ床面積約92m2)で、親戚が住んでいたが15年ほど空き家になり、ゴミ屋敷状態となっていた。そこへ「片付けるから使わせてほしい」と言う近所の方や利用希望者が応援隊として集まり、DIYで床の張り替えやキッチンなどを改修した。戦前の木造建築のため、耐震補強については「世田谷区空き家等地域貢献活用事業」で200万円の改修費助成を受けた。全体の改修費は約400万円。

 利用料金は、教室利用の場合は1時間1000円。コワーキングは1回4時間500円。料金設定は1軒を個人に貸す場合の家賃収入(月15万程度)を目安にして設定し、達する月もあればそうでない月もあると説明。利用者からは、「公共施設は抽選で予約を取るのが大変。シェア奥沢は年間予約ができて、キッチンも庭も使える。落ち着けるし、お酒も飲めるので使いやすい」と好評だ。

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