「移動」が新たな付加価値 住宅・不動産企業が着目するMaaS 都心部の働き方に焦点 郊外は自動運転で外出支援
住宅新報 2019年3月5日 号 1面
月曜日朝の丸の内エリアは、通勤するビジネスパーソンでごった返す。「主に働く人に焦点を当てて、移動時間に捉われない新サービスを検証する」。こう話すのは、三菱地所経営企画部DX推進室の和田泰秀氏。同社は、ソフトバンクとトヨタ自動車が設立したモネテクノロジーズ(株)と、丸の内エリアを発着点とした「オンデマンド通勤シャトル」の実証実験を2月26日から開始した。
実証実験では、2台(1台定員4人)の車両を使い約20キロ圏内で丸の内エリアの企業へ通勤する「ビジネスパーソン」向けと、1台の車両(同親子2組と1人)を使って約3キロ圏内で丸の内エリア内の保育所を利用する「ワーキングパパ・ママ」向けの2種類。往復できるよう、それぞれ朝と夜に運行する。実証実験は、3月22日まで行う。
ビジネスパーソン向けは、吉祥寺や等々力、川崎など利用期間によって発着地点を変更する。車内には無線LANや電源のほか、ティッシュペーパーなどのアメニティの提供、軽食やドリンクの車内販売を行う。パパ・ママ向けでは、子供向けの絵本やチャイルドシートの搭載を予定。ビジネスパーソン向けは約60人、パパ・ママ向けには約20人が参加した。利用料はいずれも無料だ。
























