空き家活用事例(2) 長屋を地域の憩いの場に 墨田区「キラキラ茶家」
住宅新報 2019年3月12日 号 3面
東京都墨田区のNPO法人すみださわやかネットは、築95年(大正12年建築)の長屋を改修して16年3月から地域の憩いの場「キラキラ茶家」として活用している。京島地域のキラキラ橘商店街の中に立地し、休憩所や子供が遊べるおもちゃサロン、専門家による無料相談(住宅、法律、健康医療分野)、囲碁・将棋教室、木版画教室、ゴルフ練習、絵本展などのイベント開催、区の社会福祉協議会による高齢者サロンなどが開催されている。貸し切り利用やゴルフ練習スペースの利用には、同NPO法人の会員登録(年会費3000円)が必要だが、それ以外は無料で利用できる。
墨田区北部の京島地域は、関東大震災や戦争(東京大空襲)での被害が少なく、老朽化した建物が多く残っている。それらは、土地所有者と借地権者、店子など権利者関係が複雑な上、道が狭く接道条件などで既存不適格物件であることが多く、現状での建て替えや再開発が難しいなどの課題を抱えている。
同NPO法人は、墨田区の建築家や工務店、弁護士などがまちづくりの課題に取り組むため、全建総連東京土建一般労働組合墨田支部が中心となって07年に設立した。
























