2拠点居住 〝住まう〟を叶える(下) 「複数居住」の提案力を武器に
住宅新報 2019年3月19日 号 1面
「2拠点生活はハードルが高い、と躊躇しているうちに時間は過ぎてしまう。住宅購入が難しければ、借りたり、シェアハウスで体験したりと方法は多様。まず始めてみるべき」。こう語るのは千葉県在住の成田剛史さん、52歳。リクルート住まいカンパニーが3月7日に都内で開いた『2拠点生活のリアルを語りあう会』(写真)での提言だ。
同イベントには約50人が参加。このうち5人が実践者で、残りもデュアルライフを前向きに検討している意向者ばかり。同社ではデュアラーのタイプを「趣味満喫」「地域貢献」「プレ移住」など6つに分類しているが、成田さんは「趣味デュアラー」に当たる。千葉県流山市の自宅(1拠点目)から毎週1人で南房総市の築70年、約600坪の一軒家に通う。妻(月1回)と娘(半年に1回)は時々の参加であり、もっぱら趣味のDIYや地元の仲間との交流を楽しむのが成田さん流だ。
契機は東日本大震災のボランティア経験。「時間は有限」という思いに突き動かされ、3カ月後には物件を手にした。この時不動産会社へ頻繁に通い、「自分の生き方、ライフスタイルに理解を示してくれた営業社員に共感を覚えた。互いに本音も語り、彼を信じ、内見する前に決めた」と笑う。























