19年度新卒入社 超売り手市場の弊害も 採用が減少局面へ
住宅新報 2019年4月2日 号 1面
アンケートによると、「予定通りの人員を採用できた」と回答した企業は前年とほぼ同水準の7割に上ったものの、前年と比べると採用総数は約8%弱減少している。対象企業のうち採用数を減らしたのは22社で昨年より7社増え、増やしたのは15社で同11社減った。前年と同数の企業も1社から5社に増えた。数年来、超売り手市場が続く中、企業の旺盛な新卒者採用も曲がり角に差し掛かったと見られる。
また採用数を見ると、ディベロッパー大手3社とグループのマンション事業会社2社はほぼ前年並みから増加傾向。流通大手3社は、大幅増と大幅減に分かれた。例年大量採用している住宅メーカーでは、多少の増減はあるものの大手2社が前年並みの採用となった。
採用の現場からは、就職活動が更に早期化していることへの対応に追われたとの声が大勢を占めた。「学生が3月エントリー以前から会社を絞り込んでいる」「2月1時点で内定率が8.1%と昨年を上回っていることから紐解けるように、早期化により拍車がかかっている」などのコメントが聞かれた。また「3月広報解禁、6月選考開始のルールが水面下で〝なし崩し〟になり歯止めが利かない」との指摘もあり、採用ルールへの対応に苦慮したことがうかがえる。























