居酒屋の詩 (47) 大海の磯もとどろに寄する波 割れて砕けて裂けて散るかも
住宅新報 2019年4月23日 号 17面
連載: 居酒屋の詩

18年10月23日号で紹介した東京・茅場町にある「炭とやまなし」が4月21日に1周年を迎えた。それを記念して先週は生ビールとサワードリンクが1杯100円という大サービス。店内はいつにも増して活気があふれていた。
中でもひときわ張り切っていたのが店長の吉田光二氏。それも無理はない。郷里の山梨の食材を使って東京で居酒屋を経営するという夢を実現し見事に成功させたのだから。改めて「やまなし」が成功した要因を考えると、肉も野菜も食材が新鮮。山梨には海がないから当然だが魚介類はない。そこをカバーするように、お通しは新鮮な馬刺しのハラミ。また、ときおり出すサーモンも美味い。
第二の要因は、なんといっても店長やスタッフの客への気配りとマニュアル化していないサービスだろう。























