ハウスプラザ 高架下をレンタルで運用、地域のにぎわい創出へ 東京メトロ、スペースMの資本提携で
住宅新報 2019年5月14日 号 9面
東京・千葉・埼玉を中心に不動産事業を展開するハウスプラザ(東京都足立区、川瀬英嗣社長)はこのほど、レンタルスペース「むすべやメトロ綾瀬」の運営を開始した。これは東京地下鉄(東京都台東区、山村明義社長)とスペースマーケット(東京都新宿区、重松大輔社長)の資本業務提携による「遊休スペースの活用」を目的とした取り組みの第1弾。18年8月に錦糸町駅の自社ビルでレンタルスペース事業に乗り出したハウスプラザが、豊富な運営実績を生かし、企画・運営を担う。同社は30年にわたり本社を構えてきた綾瀬駅でレンタルスペースを運営することにより、東京メトロが掲げる「〝つながり〟の創出を通じ、持続可能な地域社会形成に貢献する」というオープンイノベーション推進テーマに、外部連携企業として関わっていく。
「むすべやメトロ綾瀬」は、東京メトロ千代田線綾瀬駅西口徒歩2分に位置する。地元店舗として30年間使用された後、1年半近く空き店舗だった高架下の空間44.3m2を改装した。室内空間は千代田線の電車車両をコンセプトに企画。実際にメトロで使われていた吊り革・網棚・座席を設置し、鉄道ファンにも楽しめる魅力を散りばめた。収容人数は20人で、パーティーや会議、ポップアップショップにも利用できるよう、テレビ台、キッチンカウンター、ハンガーラック等の家具は可動式のものを採用した。
これまでに親子パーティーや会議、近隣大学のサークルイベント等を目的とした利用申し込みがあった。ハウスプラザ経営戦略室長の村上靖知氏は、先行する「むすべや錦糸町」について「これまで売買店舗としては月5~10人の来客。ビル最上階で同事業を始めた結果、月1000人が出入りするビルとなった。広告効果も大きい」と成果を紹介。更に、不動産会社がレンタルスペースに取り組む理由について「メリットは不動産の流動性が上がること。消費者にとってライフイベントの機会に限られていた不動産取引が、レンタルスペースであればライフスタイル、日常消費の領域で関わっていける」(同)と説明する。
























