地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (97) まちやどが地域を変える(3) 富山県南砺市、木彫り職人体験
住宅新報 2019年6月4日 号 3面

木彫り職人の作業場には、たくさんのノミが並ぶ
不便な場所だが
前回紹介した日本まちやど協会の宮崎氏に、同協会に加盟していて、外国人に人気でユニークな宿をうかがうと、真っ先に挙がったのが、富山県の南砺市にある「BED&CRAFT(ベッド・アンド・クラフト)」だった。富山県の山村集落にあり、最寄り駅まで徒歩で1時間半もかかる場所だ。そこに外国人客が多くやって来るようになったという。
宿は2軒からなり、築50年の元建具屋をリノベーションした宿「タテグヤ」では、至るところに、元建具屋のエッセンスが散りばめられている。そして養蚕業で栄えた豪商・藤澤家の邸宅をリノベーションした宿「タエ」は、蚕の繭や漆の制作工程である和紙と漆の重なりを指す「多重(タエ)」から名付けられたそうだ。























