残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第11回 千葉市花見川区 一般財団法人 日本不動産研究所 輝ける旧検見川無線送信所 国際放送の先駆けの舞台
住宅新報 2019年7月16日 号 12面
土地区画整理事業が進む閑静な住宅地にいかにも堅牢で、しかし、どことなく凝った設計の建物がポツンと立っている。場所は、千葉市の花「オオガハス」が発掘された花見川区検見川町、建物はコールサインJ1AAで名高い、旧検見川無線送信所である。
初期モダニズムの代表
建物の設計は、逓信省営繕課に勤務していたモダニズム建築の先駆者、吉田鉄郎氏によるもので、ほかの作品に東京中央郵便局旧局舎、旧馬場氏牛込邸(現最高裁判所長官公邸)がある。検見川送信所は初期モダニズムを代表する建物として、日本の近代建築の再評価のための活動を行う国際的団体「ドコモモ・ジャパン」の2007年度の重要建築にも選定されている。
























