令和元年の総会で会長に就任した。鑑定制度が始まった昭和39年に生まれ、地価公示導入50年という節目の会長就任に、「新時代を迎えた今こそ専門家として求められる役割と使命を果たしていかなければならない」と覚悟している。
「業務拡充・人材育成・地位向上」という不動産鑑定に関わる3つの所信を掲げた。そこに近道がないことは東京都不動産鑑定士協会会長を務めてきた自身が誰よりも痛感している。「具体的な形とする、新たな道を開くことを心掛け、一つひとつ着実に取り組んでいく」と話す。
鑑定士の最大の強みであるアプレザル(鑑定評価)を生かして、アナリシス(分析)、アドバイザリー(助言・提案)を提供する「3A」のビジネスモデルは、自身が座長を務めた不動産鑑定業将来ビジョン研究会が8年前に報告、提言したもの。「このビジネスモデルを更に深耕し、国内のみならずグローバルな場で実践の機会を広げていく」とし、その先に「社会に根差した持続的な鑑定評価制度の確立」を見据えている。
























