幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 55/100 住まいが変わればーー 社会を変えることができる
住宅新報 2019年8月6日 号 15面
連載: 幸福論的「住宅論」

家という従来の固定概念を取っ払った新たな住まい方が出現(写真提供=アールシーコア)
住宅のあり方を変えれば社会を変えることができる。そうした前提に立って、これからの議論を進めたい。なにしろ、住宅は国民生活の基盤なのだから……。
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まず、住宅業界はこれまでハードの議論しかしてこなかったような気がしてならない。耐震性、耐久性、断熱性、省エネ性などの追求である。そうしたハード中心の思考が流通市場の改革にあっては、瑕疵保険制度、「安心R住宅」、インスペクションなどの法制度化に向かわせた。























