山形県鶴岡市 全国初のランドバンク事例 ファンドによる助成も
住宅新報 2019年10月1日 号 3面

鶴岡市の小規模連鎖型区画再編事業の成立事例。クランクのある区画の空き家4棟(左)のうち、2棟を解体して更地を住宅用駐車場に(中)。もう1つの更地は、湾曲した私道の付け替えと右側住宅の駐車場にし、狭隘道路の拡幅と住環境の改善を実現した(右)。甲と乙は再編後の所有者
山形県鶴岡市(人口約12万6000人)では、市や山形県宅地建物取引業協会鶴岡、建設業協会、県司法書士会などの関連団体、首都大学東京などが参画して13年に「NPO法人つるおかランド・バンク」(廣瀬大治理事長)を設立し、全国初のランドバンク事業をはじめ、空き家バンク事業や空き家委託管理事業、空き家をシェアハウスや高齢者施設に活用する「空き家コンバージョン事業」などに取り組んでいる。
同法人では、民間都市開発推進機構や市、民間の出資でファンドを設立し、「ランド・バンク助成基金」で空き家や空き地活用、狭隘道路の整備、空き家コンバージョン事業に補助(上限100万円、補助率50~80%)を行っている。
これまで区画再編や狭隘道路拡幅では、補助事業が6件、同NPOが窓口となって市や民間事業者による道路拡幅が14件成立している。このほか、空き家コンバージョン事業では、空き家を山形大学や鶴岡高専の留学生向けシェアハウスに活用している。























