残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第25回 青森県青森市 一般財団法人 日本不動産研究所 進むコンパクトシティ化 夜店通りも再び街の顔に
住宅新報 2019年10月29日 号 14面
青森市は青森県のほぼ中央に位置する県庁所在地で、人口約28万人の都市である。重要港湾である青森港からは青函連絡船が就航し、北海道と結ぶ本州の玄関口として長らく栄えたが、88(昭和63)年の青函トンネル開通に伴い、青函連絡船は廃止された。
また、人口30万人程度での積算降雪量は世界一と言われ、11(平成23)年度調査では、青森市761センチ・旭川市559センチ・札幌市399センチ・秋田市315センチ・山形市414センチと青森市は突出して多く、最近では、インバウンドを中心に青森空港の隊列を組んで除雪するホワイトインパルスの見学等の雪を前面に出した観光が好評である。
青森市の商業中心部は、青森駅東口から東方に繋がる新町通り沿いを中心に、繁華街が広がっており、新町通り背後の繁華性の低い商業地では、シャッター街となり分譲マンションが目立ちつつある。商業中心部及び周辺は、駐車スペースが限定されるため、駐車場代が無料の郊外の大型商業施設に顧客が流出していく傾向は顕著である。
























