「建築プロデュース」のすすめ 明海大学不動産学部長 中城 康彦 ▶(4) 共同ビル事業の優位性を示す
住宅新報 2019年11月26日 号 3面
共同ビルの基準階
図は、敷地XとYを一体化した敷地に建つ共同ビルの基準階平面図である。両者が個別に単独ビルを建築する場合と比較すると、広くまとまった貸室が取れる。
参考のために図中に土地所有権の境界を示すが、両権利者が所有地上にビルを所有しようとすると、境界線部分に壁を設ける必要があって狭小となり、賃料単価が低下する。加えて、エレベーターやトイレなどを別々に配置すると貸室面積が減少する。また、2方向避難のための階段やバルコニーの追加も必要となる。この方法では共同化のメリットが失われる。
























