マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ エステート鶴牧4・5住宅【後編(1)】 東京都多摩市 省CO2先導事業に採択 東京都からの利子補給も
住宅新報 2019年11月26日 号 15面
連載: マン活に励む管理組合

マンガで分かりやすく、大規模修繕への理解を求めた
舞い込んできた朗報とは、施工業者候補のうちの1社であった(株)長谷工リフォームからの、ある申し出でした。それは、国土交通省が行っている「省CO2先導事業」(現:サステナブル建築物等先導事業〈省CO2先導型〉)への応募でした。省CO2先導事業とは、CO2の削減を推進するため、住宅やビルなどにおいて省CO2を実現するのに優れた住宅・建築プロジェクトを公募し、整備費などの一部を補助するというもの。これに採択されれば、総工費の3~5割を補助金で賄えます。
12年9月20日に(株)長谷工リフォームから提案があり、応募期限が迫っていたため、急きょ、外断熱改修した場合の様々な試算をして、1週間後には提案書を提出しました。採択の発表は約3カ月後。その間に、採択された場合と不採択だった場合の両方を想定して、当初予定していた屋根の葺き替え等のみの工事の業者選定など、準備を進めておきました。結果は、見事採用! それも補助額の満額である補助対象工事部分の5割が助成されることに決まったのです。
「実は、かなりの確率で採択されるはずだと私は踏んでいました。当時この事業に応募してくるのはほとんどが新築でした。しかし、既築のマンションこそ削減幅は大きく効果が高い。増え続ける中古マンションの省CO2改修事例として、国交省の政策にも十分にかなうものでした」と花牟禮(はなむれ)さん。経験豊富な建築士だからこそ、「絶対に取れる」と先を見越して両輪で準備を進めることができたのです。























