残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第29回 鹿児島県日置市 一般財団法人 日本不動産研究所 関ケ原の撤退忍ぶ「妙円寺詣り」 畏敬の念と精神を受け継ぐ
住宅新報 2019年11月26日 号 16面
「島津に暗君なし」と言われるが、幕末の島津斉彬公と並んで特に有名な君主は、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した島津義弘公であろう。義弘公は、関ヶ原の戦いに西軍の一員として寡兵にて参陣し、東軍の勝利が決した後、敵陣中央突破によって撤退したことで知られる勇猛な武将であり、今年、没後400年を迎え、その遺徳が偲ばれている。
廃仏毀釈で廃寺
この史実にちなんだ「妙円寺詣り」という行事が、江戸時代から続いており、「曽我どんの傘焼き」、「赤穂義臣伝輪読会」と並んで「鹿児島三大行事」に数えられている。
























