マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ 新宿第二ローヤルコーポ【前編(1)】 東京都新宿区 問題ありの管理体制 無料相談の活用へ
住宅新報 2019年12月10日 号 15面
連載: マン活に励む管理組合

「新宿第二ローヤルコーポ」外観
「世界一のターミナル」とも呼ばれる新宿駅から徒歩約10分、最寄りの西新宿駅からは徒歩約5分という恵まれた立地に建つ「新宿第二ローヤルコーポ」(以下、第二ローヤルコーポ)。表通りの喧騒(けんそう)から離れ、住宅や小さな店舗などが入り混じる路地の奥に建つこのマンションは、73年に竣工した、5階建て総戸数48戸の小規模なつくりです。交通手段等のアクセスも申し分なしですが、築年数を重ね、様々な箇所に破綻(はたん)が生じてきました。
竣工後40年を過ぎてからは建物の老朽化も激しくなり、外壁の剝離(はくり)なども散見されました。適正な修繕積立金が設定されていなかったため、不具合が出るたびに小規模の修繕工事を施すといった、その場しのぎの対策しか取れなかったのが原因です。
また、専有部分の排水管の漏水事故も多発するようになりました。貯水槽の清掃業者から「老朽化で水槽の衛生環境に問題あり」との報告を受けたほか、14年には最上階の住人から「屋上から雨漏りがする」と報告が入るなど、大規模な修繕は待ったなし、というところまで来ていたのです。























