居酒屋の詩 (85) 駅裏を出でて見る街寒々と 心も冷えてネオンも寂し
住宅新報 2020年2月11日 号 15面
連載: 居酒屋の詩

JR信濃町駅前は数軒の店があるだけで、夜はどこか物さびしい。しかし、小さなビルの地下飲食街にある「じんとくや」は小笠原料理を出す小粋な店である。
小笠原出身の店長はどこか一流の高級店で修行を重ねたような雰囲気。店は小ぶりだが格式を感じさせる。日本酒、焼酎いずれも全国の有名な酒がそろっている。
カメの刺し身と煮物が名物料理のようだが、一人だったし臆して食べていない。鯛、マグロ、ブリなど普通の刺し身は絶品だ。























